2020/10/23 21:49
どうも!浅草仲見世通りでせんべい屋を営んでおります中村福一です。
1955年に浅草で創業し、長年仲見世を見てきた経験から
浅草観光に来られる方に個人的にオススメしたい仲見世のお店をご紹介します!
また、鬼滅の刃に出てくる浅草をめぐってみたい方はこちらの記事をどうぞ!
仲見世食べ歩きの注意点
まず重要なこととして、仲見世では食べ歩きが禁止されています。
理由は、食べ物を持ったまま他のお店に入って商品が汚れてしまう事態を防ぐため。
ただしそのお店の前であれば食べても問題ありません。
またゴミは買ったお店かゴミ箱に入れましょう!
浅草仲見世の構造
そしてお店の紹介の前に、仲見世の構造も解説しておきます。
雷門を抜けると左に5ブロック、右に8ブロックの区画が存在します。
この記事では場所を分かりやすくお伝えするため、下記概略図を元に位置を記載しますね。(例:舟和さん⇒【左2】)
では雷門から浅草寺に向かう順番に、おすすめの6店をご紹介します!
舟和:芋ようかんとあんこ玉 【左2】
まず雷門のくぐって左側に見えてくるのが芋ようかんで有名な舟和さん。
看板メニューの芋ようかんはもちろんなのですが、個人的にオススメなのがあんこ玉。
今から約30~40年前は3種類。
それが今や6種類(あずき・しろいんげん・抹茶・いちご・みかん・コーヒー)に拡大!
色彩も豊かなので、味だけでなく見た目でも楽しめますヨ!
杵屋:揚げおかき【左3】
舟和さんを過ぎて引き続き左手側に見えてくるのが、私中村が営んでいます杵屋。
さくさくの揚げおかきが看板メニューです!
天日干しされた宮城県産こがね餅を高級油でカラッと揚げ仕上げた一品は、ドハマりしてまとめ買いするリピーター多数。
最近通販も開始したのですが、お客様の在宅太りを促進させてしまったようです・・・。
仲見世は甘い食べ物を出すお店が多いのですが、この揚げおかきがあれば
「甘い→しょっぱい→甘い→しょっぱい」
と無限に食べ歩きがを楽しめます。
週末は店頭で揚げたても提供していますのでぜひお越しください。
亀屋:人形焼(薄皮)【右5】
浅草といえば人形焼ですが、個人的に手焼きで作っているお店がオススメ。
理由は、機械で自動的に焼く人形焼だと柔らかいアンコしか使えないから。
一方手焼きはしっかりしたアンコが使えるので、食べたときの食感が良いのです。
亀屋さんは店内に焼き場を備えており、ジャストインタイムで完成度の高い人形焼を楽しめます。
人形焼の特徴としては薄皮でアンコ多め。
アンコが大好きな方に特にオススメです!
金龍山:揚げまんじゅう(ふわふわ)【右6】
浅草寺の入り口が見え始めたころ、右手側に現れるのが揚げまんじゅうの老舗、金龍山(こんりゅうさん)さん。
1675年創業で浅草一古いお店です。
饅頭を揚げるという発想が、発売当時は斬新でした。
まんじゅう生地はフワフワ系。売り切れ次第終了となるので、仲見世にいく予定の方はお早めに!
ただし金龍山さんでは食べ歩きを禁止しているので、公園や自宅など落ち着いた場所で食べましょう。
ハトのマークの木村家人形焼本舗:人形焼(生地厚)【右7】
先述した亀屋さん同様、手焼きにこだわった人形焼きを作っているのがハトのマークの木村家さん。
お店の右手側にバッチリ焼き場を備えています。
人形焼の特徴としてはカステラ生地が厚め。
ベビーカステラが大好きな方には木村家さんの人形焼がオススメですよ!
九重:あげまんじゅう(サクサク)【右8】
金龍山さんとならび「あげまんじゅう」で有名なのが九重(ここのえ)さん。
生地の特徴はサクサク系。
そして味の種類が超豊富です!
なのでカップルや家族で違う味の”あげまんじゅう”を頼み、シェアするのがオススメ。
さらに食べやすいパッケージで包んでくれるので、その場で食べることもできます。
まとめ
今回は浅草仲見世に長く店を構える杵屋の視点から、オススメお店をご紹介しました。
一部の店舗では通販も行っていますので、直近で行くのが難しい方はそちらもご利用ください!
▲仲見世で入手した食べ物たちを気合を入れて撮影する杵屋スタッフ